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AIツール動画生成AI(AIアバター動画)

Synthesia(シンセシア)で文章からAIの話し手が説明する動画を作る

文章を入力するだけで、AIの話し手が読み上げる説明動画を作れるイギリスのサービス、Synthesiaを紹介します。無料でできること、有料プランの料金、日本語の音声、使える環境を、公式サイトの情報をもとにまとめています。

暗いスタジオに浮かぶ、AIが生成した映像フレームのスクリーン
目次

    3行でわかるこのAIツール

    1. 1Synthesiaは、文章を入力するとAIの話し手(アバター)が読み上げる動画を作れる、イギリスの会社のサービスです。
    2. 2無料のBasicプランは毎月10分ぶん(動画作成と吹き替えで共用)を使えますが、透かしが入り、動画のダウンロードはできません。有料は月払いでStarterが月19ドル、Proが月89ドルです(2026年11月1日確認)。
    3. 3日本語の読み上げ音声が用意されており、公式ページでは女性と男性の声が紹介されています。動画の編集画面はパソコンのブラウザ(ChromeまたはEdge)で使います。

    開発元・開発国

    この記事は、公式サイトとヘルプページの情報をもとにまとめています。確認日は2026年11月1日です。

    Synthesia(シンセシア)は、イギリスのSynthesia Ltdが提供する動画作成サービスです。公式サイトの会社紹介ページによると、同社は2017年に、スタンフォード大学、ケンブリッジ大学、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)、ミュンヘン工科大学出身のAI研究者と起業家によって設立されました。会社紹介ページにはロンドンの住所が載っています。

    公式サイトは、Synthesiaが「Fortune 100の90%」に使われ、5万以上のチームが利用しているとしています。いずれも同社の公表値です。

    どんな人に向いている?

    公式サイトでは、研修、人事、営業、マーケティング、IT・セキュリティなどの部署での利用が紹介されています。次のような人が対象と考えられます。

    • 社内研修や業務マニュアルを、文章より分かりやすい動画にしたい人
    • 顔出しや撮影、ナレーションの収録をせずに説明動画を作りたい人
    • 同じ内容の動画を、複数の言語で用意したい人

    何ができる?

    公式サイトで紹介されている基本的な流れは、次のとおりです。

    1. 1
      材料を用意する文章を入力するほか、資料、PowerPoint、Webページのリンクから動画のもとを作れます
    2. 2
      話し手と声を選ぶ用意されたAIアバターと声を選びます。有料プランでは自分のアバターも作れます
    3. 3
      編集して仕上げるブラウザの編集画面で、場面や文字、素材を整えます
    4. 4
      共有するリンクや埋め込みで公開するほか、有料プランではMP4で書き出せます
    • 翻訳と吹き替え:既存の動画をAIで吹き替えることができるとしています(口の動きを合わせる機能は任意)。完成した動画のワンクリック翻訳は、料金ページではEnterpriseプランの機能です。
    • 研修向けの機能:社内の学習システム向けの形式(SCORM)での書き出し(Enterpriseプラン)や、視聴・クリック・最後まで見た人の数の確認ができます。
    • 会話の練習:AIアバターを相手にした会話の練習(ロールプレイ)や、アバターが質問するアンケートも紹介されています。
    • 開発者向け:動画の生成や吹き替えを、ほかのシステムから呼び出す仕組み(API)も用意されています。

    公式サイトは、すべての動画に内容の審査があり、本人の明確な同意なしに誰かの姿がアバターになることはないとしています。

    日本語で使える?

    日本の読者にとって大切な点なので、先に結論を書きます。公式の日本語の読み上げページでは、文章を自然な日本語の音声にできると案内されており、女性の声と男性の声が紹介されています。

    140以上動画を作れる言語(公式サイトの記載)
    70以上吹き替えに対応する言語(Enterprise以外のプラン)
    日本語女性・男性の読み上げ音声を紹介(公式ページ)

    自分の声をまねた音声(ボイスクローン)は、ヘルプページでは全プランで使えるとされています。ただし、日本語の読み上げページでは日本語で使うにはEnterpriseプランが必要とされる一方、開発者向けの説明書では日本語が全プラン向けの言語に入っており、公式の案内が食い違っています。編集画面の表示言語が日本語に対応しているかは、確認した公式ページには書かれていませんでした。

    対応機器と公開時期

    公式の説明書によると、Synthesiaはアプリを入れずにブラウザで使うサービスで、最新のGoogle Chromeがすすめられています。

    項目公式の案内
    ブラウザChrome 133以上、Edge 134以上
    パソコンWindows 10以上、macOS Catalina以上、主なLinux
    スマホブラウザで一部の作業のみ(動画の編集画面はパソコンのみ)

    サービスの公開時期は、確認した公式ページには書かれていませんでした。

    無料でどこまで使える?料金は?

    料金ページには、無料のBasicと、有料のStarter、Pro、Enterpriseが並んでいます。米ドルの月払いの料金です。Basicの10分は動画作成と吹き替えで共用する毎月の無料枠で、StarterとProの分数は、その無料枠に上乗せされるクレジット(利用枠)から計算した目安とされています。

    プラン月額(月払い)動画作成の目安透かし・ダウンロード
    Basic0ドル毎月10分(無料枠)透かしあり・ダウンロード不可
    Starter19ドル最大約12分を追加透かしなし・MP4可
    Pro89ドル最大約60分を追加透かしなし・MP4可
    Enterprise個別見積もり無制限透かしなし・MP4可
    選べる既製のAIアバターの数
    Basic9体
    Starter125体以上
    Pro180体以上
    Enterprise240体以上
    • Basic:毎月500クレジット。編集者は1人で、自分のアバターは作れません。
    • Starter:無料枠に上乗せして毎月1,250クレジット。自分のアバターを3体まで作れます。料金ページには初月9ドルの表示もありました。
    • Pro:無料枠に上乗せして毎月6,000クレジット。料金ページには初月49ドルの表示もありました。自分のアバターを5体まで作れます。クレジットを増やした上位の料金もあります。
    • Enterprise:大きな組織向けで、全アバター、共有の作業スペース、ブランド設定、シングルサインオンなどが含まれます。

    料金ページには「年払いで最大4か月分おトク」とありますが、年払いの金額は表示されていませんでした。日本円での料金も確認できませんでした。料金や上限は変わることがあるので、有料に切り替える前に公式サイトで最新の内容を確認してください。

    ビジネスへの影響

    社内研修・マニュアル
    撮影やナレーションの収録をせずに、文章から説明動画を作れます。公式サイトは、動画制作の時間と費用を「最大90%」減らせるとしています。
    多言語での発信
    140以上の言語で動画を作れるとしており、既存の動画の吹き替えや、完成した動画のワンクリック翻訳(Enterpriseプラン)にも対応します。海外拠点向けの研修動画を作る場面で使いやすい仕組みです。
    競合との比較
    文字を直して動画を編集するDescriptや、映像そのものを生成するRunwayと違い、Synthesiaは「人が話して説明する動画」を作ることに特化しています。
    向かないケース
    無料プランでは動画をダウンロードできず、透かしも入ります。自分の分身のアバターは、Starterで3体、Proで5体まで作れます。演出の細かい映像作品や、実写の雰囲気を重視する動画には向きません。

    Synthesiaを実際に試してみる

    プロモーションSynthesiaを無料で試す(新しいタブで開きます)

    ※プロモーションを含みます。評価は編集部の基準によるもので、広告の有無では変えていません。

    公式サイトSynthesia 公式サイトwww.synthesia.io(新しいタブで開きます)

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