Global AI Trends
AI検証スライド作成

決勝はPitch・Canva AI・ChatGPT!銀行向け12枚のスライド対決で優勝したのは?スライド作成AIトーナメント

予選を勝ち抜いたPitch、Canva AI、ChatGPTに、銀行へ融資を相談する12枚のスライドを作らせて採点しました。優勝はPitch(89点)。人間とAIで分かれた評価、最後のスライドの「ようかんの絵」の結果も紹介します。

決勝の3作品(Pitch・Canva AI・ChatGPT)の表紙スライドを並べた絵
目次

    この記事の結論

    優勝Pitch
    89点決勝・100点満点
    1. 1決勝の優勝はPitch(89点)。2位Canva AI(84点)、3位ChatGPT(80点)
    2. 2人間の点だけなら1位はCanva AI、AIの点だけなら1位はPitch。評価が分かれた
    3. 3Canva AIは無料版の上限10枚で12枚目まで作れず。10枚ぶんの参考点は90点だった

    AIには、どんなお題を出した?

    決勝用に、素材へ追加資料と指示を足しました。会社も数字も、すべて架空です。読みたい人は、下のボタンで開けます。

    決勝のお題を見る社長の伝言・素材・追加資料・12枚の指示開く

    AIに渡したお題です(素材はすべて架空)

    社長からの伝言:「銀行の人は怖い。私は怖い人が苦手だ。やさしく、でも数字は正確に頼む。」 【素材】※ すべて架空の内容です 会社:株式会社みなと菓子(福岡の和菓子店、創業1952年、従業員12名) 新サービス案:「ひとくちようかん 月がわり便」 毎月、季節の一口サイズのようかん6個入りを届ける定期便 価格:月額1,980円(税込・送料込み)。初回のみ980円 おもな対象:30〜50代の女性、ギフトを贈りたい人 目標:開始から1年で会員1,200人 お金の条件: ・原価(原材料)は売上の38% ・包装・送料は売上の22% ・固定費は月40万円(広告費20万円+その他20万円) スケジュール:準備3か月 → 1月にテスト販売(100人)→ 4月に本格開始 おもなリスク:夏の品質管理、配送コストの上昇、解約率(目標は月3%) 【追加資料】会員数の予定(累計) 4月 200人 / 5月 350人 / 6月 520人 / 7月 700人 / 8月 900人 / 9月 1,200人 ブランドカラー:藍色(#1F3A5F)と生成り色(#F5EFE0) 【追加資料2】融資の条件 希望の融資額:800万円(返済は5年)。金利は未定 聞き手:取引先の銀行の担当者(融資の可否を決める人) 素材と追加資料をもとに、銀行の担当者に融資を相談するためのスライドを12枚で作ってください。 ・各スライドに、発表者ノート(話す原稿)を付ける ・会員数の推移を示すグラフを入れる(追加資料の数字どおりに) ・損益分岐点と、会員数がどう増えれば黒字になるかを示す ・返済計画を入れる(金利は未定なので、未定のまま扱う) ・ブランドカラーを使うこと ・素材にない数字や事実は書かない(必要な箇所は「未定」と書く) (このあと、12枚それぞれに入れる内容(表紙/事業の概要/対象と目標/会員数の推移/収益の仕組み/損益分岐点/黒字になるまでの道すじ/リスクと対策/融資のお願い/返済計画/今後のスケジュール/まとめ)と、使う色・最後のスライドの「ようかんの絵」も1枚ずつ指定しました)

    優勝したのは?

    優勝はPitchの89点でした。見た目はCanva AIが満点、中身はPitchが最高点で、両方のバランスでPitchが上回りました。記事内のスライドは、すべて各AIツールで作ったものです。

    決勝の合計点(100点満点)
    1Pitch89点
    2Canva AI84点
    3ChatGPT80点
    ツール見た目(25)絵(5)中身(70)合計
    Pitch2046589
    Canva AI2505984
    ChatGPT1606480
    • 3作品とも、数字の誤りや、素材にない数字・事実の書き足しはありませんでした。
    • Canva AIは無料版では10枚までしか作れず、11枚目(今後のスケジュール)と12枚目(まとめと絵)がありません。10枚ぶんだけで見た参考点は90点で、Pitchを上回ります(公式の順位には入れていません)。

    人間とAIで、評価はどう分かれた?

    見た目を見た人間と、中身を見たAIで、1位が入れ替わりました。

    順位人間の点だけ(30)AIの点だけ(70)
    1位Canva AI 25Pitch 65
    2位Pitch 24ChatGPT 64
    3位ChatGPT 16Canva AI 59

    3つの作品は、どこが違った?

    ツールを選ぶと、そのAIが作った12枚(Canva AIは10枚)を全部めくって見られます。

    見たいツールを選ぶ

    Pitchのスライド

    01 / 12

    表紙
    Pitchの2枚目
    Pitchの3枚目
    Pitchの4枚目
    Pitchの5枚目
    Pitchの6枚目
    「黒字になるまでの道すじ」。6月から黒字、9月の営業利益55万400円
    Pitchの8枚目
    Pitchの9枚目
    。グラフの見出しの左が切れている
    Pitchの11枚目
    。ようかんの絵が入った(5点中4点)

    表紙

    • 中身の点がトップ。予選では低かった見た目の評価も大きく伸ばした
    • 文字の強弱を使いこなし、シンプルで真面目な配色は大事な資料に向いている
    • 減点は、発表者ノートが付いていなかった点と、10枚目のグラフの見出しの左が切れていた点

    「ようかんの絵」は、どうなった?

    最後のスライドに絵を入れられたのは、Pitchだけでした。上の「3つの作品」で、各ツールの最後のスライドを見比べられます。

    • Canva AIは、無料版の上限10枚に届き、絵を入れる12枚目まで作れませんでした。
    • ChatGPTの12枚目には、まとめはあるものの、ようかんの絵はありませんでした。

    決勝は、どんなお題だった?

    予選の各グループ1位が、銀行に800万円の融資を相談する12枚のスライドで対決しました。

    社長の伝言

    「銀行の人は怖い。私は怖い人が苦手だ。やさしく、でも数字は正確に頼む。」

    指示

    1枚ずつ書いてほしい内容を指定。全スライドに発表者ノート(話す原稿)を付け、ブランドカラー(藍色と生成り色)を使う。最後の1枚に「ようかんの絵」を入れる

    答え合わせ

    損益分岐点506人、6月から黒字、9月の営業利益55万400円、返済の目安 月約13万3,333円

    担当見るもの点
    編集部スタッフ見た目(統一感・配色・レイアウト・完成度・独自性)25
    編集部スタッフ最後のスライドの「ようかんの絵」5
    AI(Claude)数字の正確さ・構成・日本語・読みやすさ・1枚ずつの指示どおりか70
    • 絵は人間だけが採点し、AIは見ていません。決勝は3作品のため、ツール名を伏せずに採点しました。

    部門賞と用途別のおすすめ、予選3グループの結果は、下の「あわせて読みたい」から読めます。

    ビジネスへの影響

    資料を作る人
    数字の正確さと見た目のどちらを優先するかで、選ぶツールが変わる

    スライド作成AIトーナメント全5記事

    1. 総括無料のスライド作成AI12個をトーナメントで比較!優勝はPitch、見た目ならCanva AI
    2. 予選A 対話AIChatGPT・Gemini・Copilotにスライドを作らせたら?スライド作成AIトーナメント予選A
    3. 予選B スライド専門Gamma・Pitch・Felo・SlideSpeak、スライド専門AIの実力は?スライド作成AIトーナメント予選B
    4. 予選C デザイン重視Canva AI・Simplified・Slidesgo・Presentations.AI、見た目で勝負の予選C|スライド作成AIトーナメント
    5. 決勝閲覧中決勝はPitch・Canva AI・ChatGPT!銀行向け12枚のスライド対決で優勝したのは?スライド作成AIトーナメント

    あわせて読みたい

    AIニュース米国・全世界

    今週のAI:OpenAIの半額モデル、Genie 4、政府向け4割引

    今週は、OpenAIの値下げした新しいAI「GPT-6.1 Terra」、Google DeepMindの音も出る仮想世界づくりのAI「Genie 4」、Anthropicによる米国の行政機関向けの4割引という3つの発表がありました。