プログラムを書く作業をAIが手伝うCursorとGitHub Copilotを、無料でできること、有料プランの料金、使えるAIモデル、日本語での使いやすさの4つの点から比べます。公式サイトの情報をもとにまとめています。

目次
3行でわかるこのAIツール
- 1CursorもGitHub Copilotも無料プランがあります。Copilotの無料プランはコードの補完が月2,000回までで、Cursorの無料プランは回数の上限が公開されていない「限られた利用量」です。
- 2有料プランは、CursorのPlusが月8ドル(年払いで年80ドル)、CopilotのProが月10ドルからです(2026年11月3日確認)。
- 3Cursorの新しい料金はGrokとX(旧Twitter)をまとめた「The X Subscription」に変わり、ClaudeやGPTなど他社のモデルは月30ドルのPremium以上で使えます。いつものエディタのまま、月10ドルからClaudeやGPTなどのモデルも使いたいならCopilotが候補になります。
1. 開発元・開発国
この記事は、公式サイトとヘルプページの情報をもとにまとめています。確認日は2026年11月3日です。
Cursor(カーソル)は、米国のAnysphere(エニースフィア)が提供しています。利用規約によると、所在地はカリフォルニア州サンフランシスコです。
GitHub Copilot(ギットハブ・コパイロット)は、プログラムの保管・共有サービスで知られる米国のGitHubが提供しています。プライバシーに関する公式の説明によると、GitHub, Inc.の所在地はサンフランシスコです。
まずは、2つのサービスの違いをまとめて見てみましょう。
開発元
Anysphere(米国)
GitHub(米国)
使い方
AI付きのエディタそのもの
GitHubやエディタの中で使うAI
無料プラン
あり(利用量の上限は非公開)
あり(コードの補完は月2,000回まで)
いちばん安い有料プラン
Plus:月8ドル
Pro:月10ドル
ClaudeやGPTのモデル
Premium(月30ドル)以上
無料プランから一部を利用可
2. 日本語で 使える?
GitHub Copilotは、公式の説明で、チャットの主な対応言語は英語で、ほかの言語での指示では性能が変わることがあるとしています。また、プルリクエスト(変更の提案)の要約や、コミット(変更の記録)のメッセージを作る機能は、英語のみの対応です。
Cursorは、確認した公式ページに、画面を日本語表示にする方法や、日本語の指示への対応についての記載が見当たりませんでした。
3. 無料で どこまで 使える?
Cursorの無料プランは、公式のヘルプによると次の内容です。
- 「限られた利用量」で、Cursorの主な機能を使えます。具体的な回数や量は公開されていません。
- AIに作業を任せるAgent、Chat、入力の続きを予測するTab補完を、GrokとComposerのモデルで使えます。
GitHub Copilotの無料プランは、公式の料金ページとヘルプによると次の内容です。
- コードの補完は月2,000回までです。
- チャットとエージェントの利用は「限られた量」です。
- Haiku 4.5やGPT-5 miniなどのモデルを使えます。モデルは自動で選ばれます。
- コードの見直し機能は、VS Codeで選んだ部分を見直す使い方だけです。クラウドで動くエージェントと他社のエージェントは使えません。
- 学生であることが確認された人は、無料の「Copilot Student」プランを使えます。
4. 有料プランの 料金は?
どちらも米ドルでの表示で、Cursorの料金は税抜きです。個人向けのプランは次のとおりです。
| プラン | 月額 | 主な内容 |
|---|---|---|
| Cursor Plus | 8ドル | GrokとComposerのモデル |
| Cursor Premium | 30ドル | Plusの4倍の利用量・他社モデル |
| Cursor Super | 100ドル | Plusの15倍の利用量 |
| Cursor Ultra | 200ドル | Plusの50倍の利用量 |
| Copilot Pro | 10ドル | 補完が無制限・15ドル分のクレジット |
| Copilot Pro+ | 39ドル | 上位モデル・70ドル分のクレジット |
| Copilot Max | 100ドル | 200ドル分のクレジット |
Cursorの新しいプランは、AIのGrok、Cursor、X(旧Twitter)を1つにまとめた「The X Subscription」として提供されています。年払いは、Plusが年80ドル、Premiumが年300ドルです。月8ドルのPlusは、モデルを決まった設定で動かすプランで、ClaudeやGPTなど他社のモデル、クラウドで動くエージェント、コードを見直すBugbotは含まれません。Premium以上では、他社のモデルを、前払いのクレジットからAPIの定価で使えます。以前からの利用者は、旧プラン(Pro 月20ドル、Pro+ 月60ドルなど)を続けることもできます。新しいプランに切り替えると元に戻せないと案内されています。
GitHub Copilotは、AIの利用量を「AIクレジット」(1クレジット=0.01ドル)で数えます。Proでは月15ドル分、Pro+では月70ドル分、Maxでは月200ドル分のクレジットが含まれます。Proでは、コードの補完が無制限になり、モデルを選べるようになり、クラウドで動くエージェントやコードの見直しも使えます。Copilotの公式の料金ページでは、年払いの料金は確認できませんでした。
チーム向けは、CursorのTeamsが1席あたり月30・100・200ドル、CopilotのBusinessが1席あたり月19ドル、Enterpriseが月39ドルです。どちらも大企業向けの個別の契約があります。
5. AIが 作った コードの 権利は どうなる?
Cursorの利用規約では、AIが出した提案(コード)について、Anysphereが持つ権利を利用者に譲るとしています。ただし、同じ提案がほかの利用者にも出る場合があるとも書かれています。
GitHub Copilotについては、確認した料金ページとヘルプには、作ったコードの権利についての記載はありませんでした。会社で使う場合は、GitHubの利用規約と社内のルールを確認してください。
6. 向いている 使い方と 向かない ケース
Cursorが向いているのは、AIを中心に作られたエディタで、AIに作業を任せながら開発を進めたい人です。Grokのモデルで十分なら、月8ドルのPlusから始められます。向かないのは、ClaudeやGPTのモデルを少ない費用で使いたい人です。他社のモデルは月30ドルのPremium以上で、別に前払いのクレジットが必要です。料金の仕組みが新しくなったばかりで、無料プランの利用量も公開されていません。
GitHub Copilotが向いているのは、いま使っているエディタやGitHubの流れのまま、AIの手助けを足したい人です。無料プランでも月2,000回の補完と複数のモデルを使え、月10ドルのProで補完が無制限になります。向かないのは、日本語での指示を中心に使いたい人です。公式の説明では、チャットは主に英語向けとされています。
迷ったときは、まず両方の無料プランで同じ作業を頼んで、使い心地と日本語の通じ方を比べる方法があります。料金や上限は変わることがあるので、有料に切り替える前に公式サイトで最新の内容を確認してください。
ビジネスへの影響
- 使い始め方
- Cursorはそれ自体がAI付きのエディタ(プログラムを書くソフト)です。GitHub Copilotは、GitHubのサービスやエディタの中で使うAIで、無料プランでもエディタの中でAIに作業を任せる「エージェント」の機能が使えます(クラウドで動くエージェントは有料プランから)。
- 使えるモデル
- CursorのPlusは、GrokとCursor自社のComposerのモデルに限られます。Copilotは、無料プランでもHaiku 4.5やGPT-5 miniなどを使え、Pro+ではOpusなどの上位モデルが加わります。
- チームでの利用
- CursorのTeamsは1席あたり月30・100・200ドル、CopilotのBusinessは1席あたり月19ドル、Enterpriseは月39ドルです。
- Cursorが向かないケース
- 月8ドルのPlusでは、ClaudeやGPTなど他社のモデル、クラウドで動くエージェント、コードを見直す「Bugbot」が使えません。無料プランの利用量の上限は公開されていません。
- GitHub Copilotが向かないケース
- 公式の説明では、チャットは主に英語向けに作られており、ほかの言語では性能が変わることがあるとしています。無料プランでは、コードの見直し機能がVS Codeで選んだ部分だけに限られ、クラウドで動くエージェントは使えません。


